ことばと猫

30歳シングルライフを彩る読書日記

おとなのきほん 自分の殻を破る方法 / 松浦弥太郎

 

おとなのきほん 自分の殻を破る方法 / 松浦弥太郎 (PHP研究所

 

 

この本は、僕自身とあなたにとっての、おとなのまんなかの覚え書きです――。

 50代になっても新しいチャレンジを続ける松浦弥太郎さんが、おとなのまんなかにいるすべての人に送る、エールであり、今を生きる皆さんへの具体的な方法の提示です。

 「新しいことはまだまだ、できる。」という松浦弥太郎さんが考える、「おとなの」アウトプット/友だち/働き方/文章術/お金/きほん/おしゃれ/趣味/計画/スタートアップについて、余すところなくお伝えします。

 本書を読みながら、松浦弥太郎さんと一緒に、あなたにとっての「おとなのきほん」について今一度考えて見てはいかがでしょうか。 (PHP研究所 HPより)

 

じぶんの中で松浦さんといえば、「暮らしのヒント集」

やさしい(優しい・易しい)ことばに、あたたかいことばに触れて、

おばあちゃん家の居間で昼寝をしているときような、

そんなほっとした気持ちになったのを覚えています。

そんな松浦さんが書かれた「おとなのきほん」

タイトルに惹かれて読んでみました。

 

「やらないことを決める」

「お金が好きという」

「箸の置き方は美しいか」

 

などなど・・・また、じぶんの羅針盤にしたいことばに出会うことができました。

 

いま、30代に突入したばかりのじぶんですが、

40代、50代と、運がよければこれからも人生は続いていくわけで。

人生の方向性をなんとなく、本当になんとなく決めておきたい。(気がする。)

なにも、困っていることはないはずなのに、いつもどこか不安。

 

仕事もあって、暮らす家もあって、

独身だから親戚づきあいや子供の世話もなくて、親の介護もまだなくて、

なのに、なんかいつも不安。なんでなんだろう。

まだことばにできません。

 

きっと、そんなグレーな部分を持ち続けることも、

生きていくことの一つなんだろうな。