ことばと猫

30歳シングルライフを彩る読書日記

上機嫌な言葉 366日 / 田辺聖子

 

上機嫌な言葉 366日 /田辺聖子 (海竜社)

 

 

「コセつかず、咎めだてせず、目を三角にしないこと」
「相手の知らぬことを言うときは、羞じらいをもっていうべき」
「男は犬に似ている」
「人間を洞察すると、ゆるすほか、なくなる」

人生を面白く愉しむ達人・お聖さんのチャーミングな言葉366。
白黒つけない曖昧な部分にこそ宿るオトナの智恵が、硬い頭と心を
解きほぐしてくれる、常に傍らに置きたい一冊。

人生で一番すてきなものは、上機嫌! (アマゾンの商品紹介より)

 

人生の大先輩からの、言葉のプレゼント。

 

私は、上機嫌でいたときのことを、ちゃんと記憶のノートに拾いあげて押花のしおりにしておく。あのとき、あのとき、などとおぼえている。

人間のコトバがあるのは、お互いにいい気分を分かち合うためである。肉親、身内、知人、友人のあいだでは、いつもいい気分をただよわせておくものである。

五月はハンカチの月。ハンカチを集めるのも私の好きなことの一つ、服とバッグの色に合せてぎっしり持ってます。誰にもできて、とてもリッチな気分になれるコレクションです。

 

読み終えて、宝箱をもらったような、きらきらとした嬉しい気持ちになりました。

ハンカチ、人からプレゼントされたものなんかをなにげな~く使っていたけれど、

大切なお気に入りを集めていこう。ふんふん。

 

***

最近、激務で足の裏から根っこが生えているみたいに体が重い。にぶい。

ついでに頭も重いし、1週間の半分以上の感情が「ねむい」。

でも、仕事も家事もちゃんとしたいスイッチが入っていて、

ちゃんとしていないとストレス。でもそのぶんつかれはたまる。

 

夜の睡眠がいまとくに大切なのだけれど、

我が家のかわいいお犬さまお猫さまたち。そんな人間の都合は関係ありません。

毎朝、きっかり3:30に起こしてくる。(いえ、起こしてくれる、くださる・・・)

私がベッドから起き上がるまで、猫パンチと耳元での「にゃー」攻撃。

お犬さまは、怖がりなのでじぶんの居場所から動かないのだけれど、

「こっちに来いー」と言わんばかりに控えめの遠吠え。

 

というわけで、つかれは永遠にとれないけれど、

愛し、愛され、(犬猫に)毎日しあわせに暮らせてます。

あしたからの土日は、本でも読みながらゆっくり過ごしませう。